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人生のビッグイベントである結婚式。親族の結婚式、仲の良い友人の結婚式、どんなお式でもしっかりお祝いしてあげたいものです。その際に、何を着ていくのが良いのか悩まれることもあるのではないでしょうか。華やかな席には着物が良いと言われるけれども、実際はどう思われているのか気になる方もいることでしょう。

今回は、結婚式に出席する際に着物が喜ばれる理由、実際に着物を着るならばどんな着物が良いのかについて詳しく解説していきます。

ぜひ、最後まで読んで、参考にしてみて下さい。

結婚式に出席するなら着物がおすすめ

結婚式のお祝いの場に着物の方がいると、華やかな雰囲気になります。ドレスとはまた違った装いは人目を惹きつけるのです。

いつもとは違う自分を見せられる

着物はドレスとは異なり、着るのに時間がかかります。どんなに着付け慣れしている人でも10分から15分ほどはかかってしまうのです。

ドレスは5分程度で着替えができますが、着物はその3倍近く時間を有するということもあり、「しっかり着た」感が自分でも実感できます。


着崩れが起きないようにという心配もあったり、ドレスよりもはるかに高級なものを着ているという自覚もあったりで、普段よりも所作に丁寧さが出るのも事実です。

その身のこなしは、まさに大和撫子といった具合で、自然と立ち居振る舞いが美しくなるのも着物を装うことで引き出される良さだと言えるでしょう。

新郎新婦及びそのご家族に大変喜ばれる

着物を着て結婚式に参列するというのは、ドレスを着て参列するよりも様々な点で労力を要することがうかがえます。

ヘアセット、着付けなど朝からの準備が大変なことに加え、ドレスほど自由に動き回れない装いで長い結婚式に参列するというのはそこそこ大変なことなのです。

女性は特にその大変さが分かることから、着物で着てくれたというだけで感激される方は多いです。

どんな年齢層でも着物をきればきちんと感が出る

着物は帯を締めることもあり、背筋が伸び、美しい立ち姿をサポートしてくれるものでもあります。そのため、どんな年齢層の方でも、着物を着ると不思議ときちんと感、しっかり感が増すのです。

特に、結婚式のようなフォーマルな場ではきちんと感がとても大切になるので、ドレスだとどうしてもだらしなく見えてしまうという方には着物をおすすめしたいです。

また、体形に左右されずに着られるというのも着物のメリットと言えるでしょう。

ドレスはデザインによって身体のラインが丸見えになってしまい見苦しくなってしまうこともあります。

しかし、着物は体形に合わせた補正を入れながら、最終的に美しく仕上がるように着付けていくので、どんな体形であっても美しく着飾れるのです。

ドレスにはない柄や文様は礼節を尽くすのにぴったり

着物はドレスとは違い、模様や柄で華やかさを演出します。さらに、着物に刺繍された、もしくは描かれた模様には一つ一つ意味があります。

おめでたい席には祝福の意を込めた文様の着物を装うことで、装いでも「祝」を表現することができるのです。

これは、どんなにハイブランドなドレスであっても真似ができない、着物ならではのものになります。

ただ、華やかな柄というだけではなく、そこには祝福の意が込められ、礼節を重んじた日本の伝統があるのです。

ドレスと同じ色味の着物であってもドレスより華がある

今流行りのくすみ系の色合いの着物もあります。

同じ色味のドレスと着物であったら、各段に着物の方が華やかに見えます。これは、着物に柄があるからというのと、やはりきちんと感があるからということに他なりません。

また、格式の高い着物は基本的に正絹でできているので、生地質でもドレスに勝っているというのも華やかさの一因になっているといえるでしょう。

アクセサリーをジャラジャラ着けずとも華やかさが演出できる着物は、結婚式の場では本当に重宝されるのです。

ドレスほど流行り廃りが無い分コスパが良い

着物はドレスほど流行がありません。

そもそも形もドレスほどは変わらず、おめでたいと言われる伝統的な柄の吉祥文様などは古くから受け継がれているものなので、流行りも廃れもないのです。

もし流行りがあるとしたならば、せいぜい着物の地の色といったところでしょう。しかし、着物の地色も着る人を選ぶので、ドレスほど流行というものは出てこないのです。


着物は1着がそもそもかなりな値段してしまうのですが、流行に関係なく長く着ることができるという点でドレスよりもはるかにコスパが良いと言えるのです。

また、流行りが無い分、自分の子供に着物を譲ることも可能なので、後から考えるとかなりコスパの良いものだということが分かります。

結婚式に着物で参列する時の不安を解消

着物で結婚式に参列したいけれど、トイレにはちゃんと行けるか不安だったり、食事をきちんと食べられるか不安だったり、途中で気分が悪くならないか不安だったりすることもあるでしょう。

着物を着なれていないと色々な不安を想像してしまいますが、いずれの不安も着付けをしてもらう時に解消することができます。

結婚式に参列するということ、長時間着物を着ていないといけないということ、食事をしないといけないということ、着物に着慣れていないということは、着物を着付けてもらう時に着付け師の人に予め伝えましょう。

不安なことを伝えることで、紐を締めたり、帯を締める際に、多少の余裕を作ってくれます。

何も伝えずに着付けをされてしまうと、予想以上に締められてしまうこともあります。

あまりきつくし過ぎないで欲しいということであれば、その旨は着付け師に伝え、多少融通してもらいましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

着物は日本の伝統的なお召し物なので、着ることで周りの方に喜んでいただくことができます。

お祝いの席には積極的に着て、お祝いの気持ちを表現してあげていただきたいと思います。

着物を着ることで、普段の洋装とは違う引き締まりもあり、所作が美しくなるのも嬉しいポイントですよね

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