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着物のお役立ち情報を発信中
~自分でできる浴衣の着付け!着付けに必要な浴衣小物をご紹介します~
こんにちは!こだわりきもの専門店キステです。 さて、さっそく本題ですが、今回は「浴衣を着るために必要なもの」についてお届けいたします。 「着付け小物」と検索すると、情報がいっぱい出てきて、結局何を買ったらいいの?と迷ってしまいますよね。 そんな迷いを払拭するために、キステ流「浴衣を着てお出かけするために、最低限必要な小物たち」についてお伝えいたします。 もちろん、「綺麗に着付けるため」の最低限の着付け小物のご紹介となります。 簡単に使い方も記しておきますので、これで迷うことはありませんよ~♪
浴衣
これがないと始まりません! ちなみに、キステのフリーサイズの浴衣は、155~170cmの方くらいまでが適応サイズです。
帯(半幅帯・作り帯・結び帯)
これも、ないと始まりません。 上の画像のように、自分で結びを作る半幅帯でも、最初から結びの部分が作られている作り帯(結び帯)でも、どちらでもOKです。
>>不器用さん・長時間出歩く方におススメの作り帯・結び帯はこちら
巾着や下駄もお忘れなく
浴衣・帯のほか、お出かけの際には巾着や下駄も必要なのでお忘れなく! 浴衣は一緒でも、小物の使い方ひとつでコーディネートの印象はかなり変わります。
お気に入りのかわいいアイテムでコーディネートするのも楽しいですね。巾着だけでなく、アタバッグやガバ口バッグなど浴衣に合わせてバッグも様々なデザインを楽しんで!
最近では浴衣にレース足袋を合わせて洒落感を楽しむ着こなしも◎
+αで、帯まわりの装飾品も付けるとより一層かわいくなりますよ♪
浴衣用肌着
これも実は、綺麗な着姿を作るために必要なんです! 「わざわざ浴衣専用のやつじゃなくてもいいのでは?」と考える方もいるかと思います。 そこで、和服用の肌着の良さ、洋服用のペチコートのメリット・デメリットをそれぞれ簡潔に挙げてみると…
和服専用の肌着
◎上半身は綿で汗を吸い取ってくれる ◎下半身は化繊素材で歩きやすく ◎背中の衿ぐりが深く、肌着が見えにくい
◎袖ありで脇汗まで吸い取ってくれる ×わざわざ買う手間がかかる
洋服用インナー
◎上半身はキャミソール、下はスカート用のペチコートで代用できる ◎ワンピース型を持っていれば一枚で代用できる ◎わざわざ買う手間が省ける ×化繊素材だと蒸れやすい ×生地が厚めで、帯を締めると特に暑い ……以上、スタッフ体験談を交えてのまとめとしては ◎汗っかきさん ◎快適に着たい方 は、和装用の肌着をおススメします。 部屋の鏡で見て透けない、大丈夫だと思ってもいざ外になると、日光で反射してスケスケになることもあるので、どちらにせよ、浴衣にインナーは必須です!
腰紐(こしひも)
これがないと、浴衣がはだけてしまい恰好が悪いため、必須のアイテムです。 ただの紐、されど紐。 着物の着付けには欠かせないこの腰紐ですが、浴衣にも使います。 正直、何本あっても持っておいて損はありませんが、今回の最低限の着付けの場合、腰紐は一本でOKです。 浴衣の前身頃を合わせたあと、その名の通り腰に巻きつけ、結ぶことで、前身頃を固定させる役割があります。
コーリンベルト
きものベルトとも言われます。 腰紐をしっかり結んだら、このコーリンベルトの出番。 くしゃくしゃになっている腰紐の上の浴衣を整えて、着物の衿をぴしっと合わせたら、身八つ口(みやつぐち)からパチッと衿を留めます。 身八つ口とは、この部分。
※画像は長襦袢です 女性のきものにだけ付いている口です。 この身八つ口の少し下あたりに留めたら、ゴム部分を後ろに回して、反対側の衿に留めます。
※画像は浴衣ではなく長襦袢ですが、使い方は一緒です 平行になるように、またきつくしすぎないのがコツ。 ちなみに、コーリンベルトがなければ腰紐でも同じ効果はありますが、パチッと留められて安定性・伸縮性のあるこのアイテムは持っていて損はないはずです。
前板
帯を締めたら、最後にこの前板の出番です。 せっかくの浴衣姿、帯の部分がボコボコしていると少しかっこ悪いですよね。 帯の1巻き目と2巻き目の間にこの帯板を挟むことで、帯の見た目もすっきりします。 浴衣は、帯の部分に一番熱がこもりやすいので、上の画像のようなメッシュの入った夏用のものが理想的です。
ちなみに、前板は、帯結びが完成したあとに挟みこむベルトなしタイプと、前板を固定してから帯結びを始めるベルトありタイプがあります。
浴衣の着付けに必要なものが全て揃った「浴衣用着付け小物セット」が便利
キステでは、今回ご紹介した、浴衣用肌着・コーリンベルト・腰紐・メッシュ前板がセットになった浴衣用着付け小物4点セットを取り扱っております。
手持ちの着付け小物が全くない!という方は、ぜひ一度のぞいてみてくださいね~♪